ヴァンくん♪
前回に続き、来客時の興奮の対応についてご相談いただきました♪
興奮を抑えるためにはしっかりと発散させてあげることがとても重要です。
というわけで今回のトレーニングはお散歩からスタートしました!!
散歩 → ただ歩くだけではなく、においを嗅がせてあげたり、小走りをしたり、
トレーニングをしたりして一緒にお散歩を楽しんでください。
おへその前でリードを固定して、リードが張ったら止まれ!! も忘れずに。
ハウストレーニング → 自分からすすんで入るまではテキスト①②を続けます。
ハンドターゲット → 人の手を追いかけて手の甲に鼻をちょこんとつけたらOK!!
興奮してジタバタと走りまわらないように、手を動かす早さに気をつけましょう♪
遊んでいる時に歯が当たったら → 遊びを1~2分中断
人に歯が当たると楽しいことが終わってしまうと教えていきます。
興奮時の対応 → 声をかけたり抱き上げたりせず、リードなどで動きを止めてください。
飛びつき、要求吠え(鳴き) → 応えてあげている限り、その行動はなくなりません。
代わりに良い行動ができるようにしていきましょう♪
✖飛びついたら抱っこ 〇お座りができたら抱っこ
ヴァンくんがくわえている物はヴァンくんの物
→ 無理やり取り上げると物に執着するようになり、咬みついたりすることもあります。
回収する時は同等の物と交換を!!
問題行動について
問題行動は飼い主さまの行動や習慣によって引き起こされたり、
強化されていることがほとんどです。
問題行動の主な原因は①生まれ持った性質 ②社会化不足 ③発散不足 ④環境の不備
⑤トレーニング不足 などですが、この中でもワンちゃんが原因となるのは
①生まれ持った性質 のみで、②~⑤ は飼い主さまの頑張りどころなのです。
また ①生まれ持った性質 は ②社会化 ③発散 ④環境設定 ⑤トレーニング などで
カバーすることができ、②社会化不足 は ③発散 ④環境設定 ⑤トレーニング で
ある程度はカバーすることができます。
社会化
正しい行動や良い行動ができた時にはしっかりと褒めてあげてください。
やってほしくない行動は叱るよりも無反応を心がけて、
その行動をしないように環境を整えてあげてください。
初めてのことや苦手なことは少しずつ慣らしてあげてください。
発散
散歩だけでは足りません。ほかの発散もプラスしてあげてください。
環境設定
とにかく失敗しない環境、興奮しにくい環境を作ってあげてください。
トレーニング
継続して習慣化することがとても大切です。
ハウストレーニング、ハンドターゲットのほかに、いつでもどこでもどんな状況でも
お座りや呼び戻しなどができるように練習を続けてください。
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