トレーニング5回目、最終日です!!
ほど良いペースでお越しいただくことができたので
基本トレーニングのご紹介は順調に終了いたしました。
【トレーニングの基本ルール】を忘れずに
今後もおうちでトレーニングを続けてください♪

【トレーニングの基本ルール】
・おやつを見せびらかさない
・充分な発散、休憩をさせる
・失敗しないように環境を整える・失敗を繰り返さない
・言葉だけで解決しようとしない・何度も言わない
・できた瞬間に褒める（「いいこ」+おやつ）
・飼い主さまもワンちゃんも飽きるまでやらない

【散歩】
飼い主さまに意識を向けることができてから歩き始めましょう!!
飼い主さまの近くで飼い主さまのほうを見るとイイことがあると思えるように、
おはぎくんが喜ぶことをたくさん提供してあげてください♪

散歩はただ歩くだけではなく小走りをして追いかけてもらったり、
名前を呼んでアイコンタクトや呼び戻し、お座りの練習、
立ち止まって何もしない練習などもしてみてください。
【リードが張る前に呼び戻し】【リードが張ったら止まれ】も忘れずに!!

【散歩中の吠えについて】
遭遇した人や犬に吠えてしまうのであれば、反応しない距離を把握して、
どうしたら吠えないかを探り、初めから吠えないようにすることが重要です。
吠えてから止めるのではなく、吠えていない時にしっかりと褒めて
少しずつ対象との距離を縮めるようにしていきましょう。
吠えてからでは手遅れだと思って対処してください。

それでも吠えてしまった場合にはおはぎくんの体に触れないようにして、
吠えの対象から遠ざかるようにしたり、吠えの対象が見えないように向きを変えたり
ガードしたりするなどして早めに吠えを止めてあげてください。
その時、おはぎくんへの声がけはしないようにしてください。
吠えを止めないのは黙認、声がけや体に触れるのは同調や容認なのでご注意を!!

【呼び戻し】
ワンちゃんにとっては練習してすでにできることであっても
場所やその場にいる人など環境が変わればそれは初めてのことと同様です。
たとえば室内での呼び戻しが完璧にできていても、
外で練習をしたことがなければ外でできないのは当然のことなのです。
いつでもどこでもどんな時でもできるように様々な場所で練習を続けてください♪
他のトレーニングも同様です。

【くるん】【ゴロ～ン】
言葉の合図と誘導の間(ま)をとることで言葉の合図を覚えることができます。
言葉の合図「くるん」や「ごろ～ん」のあとに誘導します。
言葉の合図と誘導が同時にならないように気をつけて!!

【待て】
失敗を繰り返してしまうと失敗した行動を覚えてしまうので、
失敗を繰り返さないことが重要です。
失敗しないように気をつけて離れる距離を少しずつのばしていきましょう!!

【誘導と見せびらかしの違いについて】
誘導はワンちゃんが行動すれば届く位置（主に鼻先）におやつを提示して、
ワンちゃんがまだできない行動を引き出すことです。
トレーニングでは誘導をつかいます。

見せびらかしはワンちゃんが頑張っても届かない位置でおやつを提示して、
何らかの行動を期待することです。どんな行動をするかはワンちゃん次第です。
届かない位置でおやつを提示することで飛びつきや噛みつきが起こりやすくなります。

リフレーミング日記